IoTエンジニアとは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

IoTエンジニアとは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

ネットワークを駆使して、最先端の家電製品を作るイメージがあるIoTエンジニア。今後IoTエンジニアの需要はどんどん増えていくという噂もあります。

しかし、「IoTってどんなもの?」「最先端技術の勉強は難しい?」など、IoTエンジニアに関して疑問を感じていませんか?

そこで今回は、

  • IoTエンジニアの仕事内容・働き方・給与は?
  • IoTエンジニアの1日の流れ・やりがい・苦労とは?
  • 未経験からIoTエンジニアになる方法

についてご紹介します。

IoTエンジニアに興味がある、転職したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

IoTエンジニアの仕事内容・働き方・給料は?

IoTエンジニアの仕事内容・働き方・給料は?

そもそもIoTエンジニアがどのような仕事で、どんな働き方をしているのかご存知ですか?はじめに、IoTエンジニアの「仕事内容」「働き方」「給料」についてご紹介します。

IoTエンジニアの仕事内容

まず「IoT」とは、「Internet of Things(物のインターネット)」の略で、家電製品やスマートフォンなどの物体とインターネットを繋いで遠隔操作・監視・制御できる技術のこと。IoTエンジニアは、IoT技術を利用した製品の設計・プログラミング・保守運用を行うエンジニアです。

よくIoTエンジニアと比較される組み込み系エンジニアは、冷蔵庫や電子レンジなどの機械を動かす仕組みそのものを作ります。一方でIoTエンジニアは、電気ポットに仕込んだ無線通信機で高齢者の見守り機能を作るなど、ネットを繋いで機械を遠隔操作する仕組みを作るのが仕事です。

例えば、電気ポットの見守り機能について詳しく見てみましょう。高齢のご両親のご自宅に電気ポットを設置しておくことで、遠方に住んでいるご家族に「ポットが使用された日時」の一覧をメール送信。

ポットの使用状況から、朝何時くらいに起きて、何時くらいに食事をとっているのか、大体の生活リズムを推測できます。もし体調が悪くて寝ているままだと電気ポットは利用されません。そんな時、ご家族は「何かあったのかな」と異変に気づき、電話して安否を確認できます。

電気ポットの見守り機能は、耳が遠くなった高齢のご両親となかなか電話連絡が取れなかったり、頻繁な安否確認の電話が煩わしい方にとって、ストレスなく生活に寄り添ってくれるとても便利なIoT機能です。

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IoTエンジニアの働き方!休日や残業は?

IoTエンジニアは、ITエンジニアの中でも残業が最も多く月22.1時間です。と言っても、ITエンジニア全体では月18.2時間なので、IoTエンジニアが突出して残業時間が多い訳ではありません。IoTエンジニアは納期が迫った時期には定時内の業務完了が難しく、残業することが増えてしまいます。

さらに、担当する業界によっては常にトラブルと隣り合わせなので、突発的なトラブル対応で残業が多くなる可能性も。一方、IoTエンジニアは自宅でリモートワークできることも多く、通勤のつらさを抱えることなく自分の時間を確保しやすいというメリットもあります。

IoTエンジニアは比較的残業時間が多いものの、自宅でリモートワークできるなど、働き方の自由度が高い仕事です。

参考:パーソル総合研究所、ITエンジニアの就業意識に関する調査結果を発表 ITエンジニアのキャリア不安1位は自分の技術やスキルの陳腐化で46.5%|パーソルHDのプレスリリース (prtimes.jp)

IoTエンジニアの給料・年収は?

IoTエンジニアの平均年収は565万円で、エンジニア職の中でも「希望年収と平均年収のギャップ」が比較的大きいです。希望年収と平均年収のギャップはなんと-174万円。成果に見合った収入をもらえていないと感じるIoTエンジニアが多いことがわかります。

IoTエンジニアは、苦労して幅広い知識を身に着けることで高収入を得られますが、成果に見合った収入を得られずに不満を抱える可能性も多い仕事です。

参考:パーソル総合研究所、ITエンジニアの就業意識に関する調査結果を発表 ITエンジニアのキャリア不安1位は自分の技術やスキルの陳腐化で46.5%|パーソルHDのプレスリリース (prtimes.jp)

IoTエンジニアの1日の流れ・やりがい・苦労とは?

IoTエンジニアの1日の流れ・やりがい・苦労とは?

担当する業界によってはトラブル対応も多く残業の増えるIoTエンジニア。一体どのような1日を過ごしているのでしょうか?今回はIoTエンジニアの1日の流れを解説しながら、「やりがい」「苦労」についてご紹介します。

IoTエンジニアの1日の流れ

あるIoTエンジニアについて、1日の流れを見てみましょう。

9:00リモートワーク開始
10:00チームミーティング
11:00設計書作成
12:00ランチ
13:00仕様について上司に相談
14:00設計書作成
18:00終業

始業時間になると、リモートワークを開始します。メールや今日のタスクを確認し、10時にはチームミーティングで進捗状況や課題の共有を実施。ミーティングが終わると、その日のタスクのうち優先度の高いものから順に取り組みます。この日は納期の近い設計書があったので、設計書の作成を実施。

お昼休憩後には、システムの仕様に疑問があったので上司に相談します。不明点が解消されたら引き続き設計書の作成を再開。定時になったら本日の業務は終了です。

IoTエンジニアのやりがいは「自分の作った製品が世の中で使われること」

IoTエンジニアのやりがいは、自分の作った製品が世の中で広く使われることです。

システムエンジニアの中には、自分の作ったシステムを限られた人にしか使ってもらえず、あまりフィードバックがもらえないことに不満を抱える人もいます。一方、IoTエンジニアは、広く世の中のエンドユーザーに使われる製品を開発するため、たくさんの人から製品の使用感を評価してもらえるのが魅力。

利用者から「便利になった」「こんな機能を待っていた」などの感想をもらえると、苦労して開発した甲斐があったと実感できるものです。

例えば、「アレクサ」と呼ばれるスマートスピーカーには、「アレクサスキル」という拡張機能があり、多くの人が開発に取り組んでいます。最近は音声を使った拡張機能が増えており、「ラジオを聞ける」「次のバスを教えてくれる」など、多くの人が便利に使える機能が次々と登場。

自分の作った機能がどんな風に使われているのか、どんな要望や不満を持たれているのかを直接確認できるため、機能の改善や新規開発へのモチベーションもアップします。広く世の中で使われる製品を開発でき、製品への評価も得られるのがIoTエンジニアの醍醐味です。

IoTエンジニアの苦労は「時に問合せが延々来ること」

IoTエンジニアの苦労は、時に問合せが延々と来ることです。

IoT製品は便利ですが、利用者によっては「もっとこんな風に使えたらいいのに」など、製品について具体的な要望を持っていることも。思った通りにIoT製品が使えない場合、エンドユーザーからIoTエンジニアのもとに問合せが届きます。

例えば、外出先からエアコンを操作できるスマホアプリの例を見てみましょう。1回の操作でリビング、もしくは寝室のどちらかのスイッチを入れられる仕様だったところ、ユーザーからの「リビングも寝室も一回の操作でスイッチを入れたい」という問合せがあったとします。

要望に応じてシステムを改良したところ、今度は別のユーザーから「スイッチは片方ずつしかつけたくなかった」という問合せが発生。結局、もともとの機能を復活させつつ、まとめてスイッチを入れる機能も別途残すという対応を行うことになりました。

IoTエンジニアは日々システムの改善を行っていても、常に全てのユーザーの要望を叶えることはできないので、常に何かしらの問合せが届き続けてしまうものです。IoTエンジニアはユーザーからの問合せ対応を延々と行わなければならず、根気強さが求められる仕事です。

未経験からIoTエンジニアになるための方法

未経験からIoTエンジニアになるための方法

ここからは未経験からIoTエンジニアになるために「向いている人の特徴」「転職するための心構え」「転職テクニック」を解説します。ぜひ転職を検討中の方は参考にしてみてくださいね。

IoTエンジニアに向いているのは「柔軟に考えられて、チャレンジ精神がある」人!

IoTエンジニアに向いているのは、新しい技術をどう活かすかを柔軟に考えられて、チャレンジ精神のある人です。

IoTはまだ新しい分野なので、自分から新しい技術を「どう活かせるか」「何に活かせるか」を考えてどんどん挑戦することが求められます。柔軟に考えるのが好きでないと、良いアイディアはなかなか生まれないものです。

例えば、スマートロックという製品について考えてみましょう。スマートロックとは、家の鍵を自動でロックしてくれるIoT製品のこと。

付属のテープで貼り付けるだけで簡単に設置可能です。ひと昔前は、「今日出かける時、ちゃんと鍵を閉めたかな?」という不安を抱えても、家に戻って鍵を締めなおすのはなかなか難しいことでした。

そこで「IoTを使って」「外出先から家の鍵を閉められたら便利!」という発想で生まれたのがスマートロックです。IoT技術はただ技術を開発するだけでなく、「どう活かすか」を考えることが実際の製品開発に繋がります。

IoTエンジニアは、IoT技術を持っているだけでなく「こんな製品があったら便利」と柔軟な発想をもって製品開発にチャレンジできる人に向いている仕事です。

IoTエンジニアになるために必要な資格・スキル

IoTエンジニアになるためには、幅広い知識が必要です。

具体的には、

  • IoTに関する知識:組み込み系システム、無線系ネットワーク、セキュリティ、大量データの取り扱い、スマホアプリの開発・操作スキルなどを理解すること。資格としては、IoT検定、IoTシステム技術検定など。
  • ハードウェアの知識:ハードウェアの操作・管理・接続方法などの仕組みについて理解すること。
  • コミュニケーション力:実現したいことがどんなものか、ヒアリングして企画・設計に落とし込むこと。

などの知識やスキルが求められます。

IoTに関する知識を全くの未経験から独学で身に着けることは難しいため、専門学校で学ぶことも選択肢のひとつ。もしくは、一般的なシステムエンジニアとして1~3年ほど、プログラミングの経験を積んでからチャレンジするのがおすすめです。

IoTエンジニアに転職するためのテクニック

IoTエンジニアに転職するには、やりたい分野や製品のイメージをしっかり考えておくことが大切です。

作りたい製品のイメージがついていないと、つかみどころがなく説得力のない志望動機になってしまいます。IoTエンジニアの転職で面接に臨むためには、何がやりたいのかを具体的に語れることが必要になります。

例えば、「世の中を便利にするIoT製品を作りたい」という志望動機を作った場合、採用担当は「どうして作りたいんだろう」「何を作りたいんだろう」と疑問が湧いてきてしまい、IoTエンジニアになりたい本気度がうまく伝わりません。

一方で、「片づけにかける時間をもっと有効に使えるように、全自動片づけ機を作りたい」という志望動機を作った場合はどうでしょうか。忙しく生活をしていると、なかなか部屋が片付きませんが、片づけにかける時間はできるだけ少なくしてもっと有効に時間を使いたいものです。

そんな中で、「片づけるものを分類」して「決められた場所に片づけてくれる」IoT機器があったらとても便利です。採用担当にも、どうして開発したいのか十分に納得してもらえる志望動機になります。

自分の作りたいもののイメージがきちんと定まっていることがアピールできれば、未経験からでも目標を叶えられるよう努力できる人材だと期待してもらえるものです。

IoTエンジニアになったら作りたいのはどんな製品か、具体的なイメージをもって本気度の伝わる志望動機を作りましょう。

まとめ

今回は、IoTエンジニアの仕事内容から転職方法まで詳しく解説してきました。IoTエンジニアは、時に問合せ対応で延々と時間をとられてしまいますが、世の中の便利な製品を開発できるやりがいのある仕事です。

新しい技術をどんどん取り入れて便利な製品を開発してみたいという方は、IoTエンジニアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。良い転職活動になることをお祈りしております!

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