退職して起業やフリーランスをお考えの方。退職して派遣社員やパートなどで自分のペースで働きたい方。はたまた結婚や妊娠を機に退職を検討している方。正社員のうちじゃないとできないことがあることはご存知ですか?
例えばクレジットカードの作成は、正社員の社会的信用があるうちじゃないとできないことの代表ですね。
正社員じゃないとできないことがあるなんて知らなかったよ!
そうなんです。実は知らないうちに損をしているなんてよくあること。
そこで今回は「正社員のうちにやっておくこと5選」をご紹介。
この記事を最後まで読めば、退職前にやっておくことや退職後にすべきことがわかり、退職で損をすることがなくなります。退職前にやっておくことを知って、得する退職をしちゃいましょう!
入会金・年会費永久無料【MUJIカード】正社員のうちにやっておくこと5選!
正社員のうちにやっておくこと5選をご紹介します。
- クレジットカードの作成
- ローンが必要な買い物
- 引越し
- 持病がある場合は病院に行っておく
- 貯金
- 人脈の構築
早速みていきましょう。
クレジットカードの作成
正社員のうちにやっておくべきことの筆頭はクレジットカード作成!
正社員のうちにやっておくべきこととは、ズバリ「正社員という社会的信用」がないとできないことをやっておくということです。中でも、クレジットカードの作成は必ずやっておいてほしいことの1つ。
実は退職後にクレジットカードを作ろうとしても、審査に通らないケースもよくあります。
近年はキャッシュレス決済が進み、クレジットカードがなければ不便な場面も多いです。クレジットカードをまだ持ってない方、作りたいと思っていた方は正社員のうちに必ずやっておきましょう。
以下の記事では、クレジットカードの作成の仕方について解説していますので、ぜひご覧ください。
ローンが必要な買い物
正社員の社会的信用が必要なことといえばローン!車の買い替えなど、ローンが必要な大きな買い物は正社員のうちに済ませておきましょう。
ローンを組んでしまえば、その後支払いが遅れたりしなければ問題ありません。
引越し
退職後の収入が安定しない状態では、引っ越したくても物件がなかなか見つからないこともあります。
もし私が大家さんなら、仕事辞めたばかりの人に部屋を貸すのは怖いですからね。
引越しを考えている方や、社宅や社員寮に住んでいる方は退職前に引越しを済ませておきましょう。
持病がある場合は病院に行っておく
退職すると一時的に健康保険証が使えないケースがあります。例えば、国民健康保険に切り替えの手続きに時間がかかり、手元に保険証がないなどです。その期間に病院にかかるようなことがあれば、全額自己負担になってしまいます。
持病で薬を定期的に処方してもらう必要がある方は、退職前に通院しておきましょう。
貯蓄
貯蓄は正社員の安定した収入があるうちにぜひやっておいてほしいことの1つです。
正社員を辞めてしばらく休む。正社員から派遣やアルバイトなど自分のペースで働くなど、さまざまなケースで収入が下がることもあるでしょう。
そこで貯金などの資産があるとないとでは心の余裕が違います。お金の不安があると、心配で夜も眠れないという方も多いです。貯金だけでなく投資などで資産形成をしておくのは将来の自分を助けてくれるでしょう。
人脈の構築
取引先や同僚、友人など人脈の構築をしておくことは、退職後に生きてくる可能性があります。
例えば、独立を考えているなら、人脈から仕事が舞い込むこともあります。人の縁はいつ、どこで役に立つかわからないので多くの人脈を繋いでおくことに損はありません。
退職前でバタバタしていても、退職前の挨拶をきちんとしたり、飲み会に参加するなど積極的に人との繋がりを強くしておきましょう。
正社員の退職後に必ずやることリスト
正社員を退職した後に、必ずやっておくべき大事な手続きは以下の4つです。
- 健康保険の切り替え
- 年金の変更手続き
- 失業保険の手続き
- 再就職しない場合は確定申告が必要
上記の手続きは退職後、速やかにしなければいけません。事前に確認しておきましょう。
健康保険の切り替え
今まで使っていた保険証は退職時に、会社に返却するため、自分で健康保険に入らなければいけません。
健康保険の加入方法は「前職の健康保険を任意継続」「国民健康保険へ切り替え」「家族の扶養に入る」の3つの方法があります。
健康保険の任意継続
あまり聞きなれない任意継続とは、前職で入っていた健康保険を引き続き継続することです。
楽そうでいいじゃん!手引きされている保険料もそこまで高くないし!
しかし任意継続には注意するポイントがあります。それは、今までより保険料が倍になるということです。
会社で加入している社会保険は保険料の半分を会社が負担しています。そのため任意継続をすると全額自己負担となり、支払う保険料が倍になってしまいます。
とはいえ、任意継続した方がお得になるケースもあります。
もし任意継続をしたい場合は、退職後20日以内に手続きしてください。
国民健康保険へ切り替え
退職後、国民健康保険に切り替えるのはオーソドックスな方法です。国民健康保険はお住まいの地域の担当窓口で手続きができます。
退職後14日以内に手続きを行なってください。
家族の扶養に入る
配偶者や親など家族の扶養に入る方法もあります。扶養に入ると自分で保険料を払う必要がないというメリットも。しかし、扶養に入るには所得などの条件があるため、事前の確認が必要です。
結婚で退職する方や、退職後パートなどで扶養の範囲内で働く予定の方は、被保険者である家族の会社に申し出て手続きを行いましょう。
年金の変更手続き
健康保険だけでなく、年金の手続きも忘れずに行いましょう。厚生年金から国民年金に切り替える場合は、退職後14日以内にお住まいの地域の役場、役所で手続きをしてください。
また健康保険と同様に配偶者の扶養に入れば、第3号被保険者に切り替えることができます。その場合は、配偶者の勤務先に速やかに申告しましょう。
失業保険の手続き
退職後すぐに再就職しない場合は失業保険の申請をしましょう。
失業保険は「離職前2年間で雇用保険に12ヶ月以上加入している」「再就職の意思がある」「ハローワークに登録し就職活動を行なっている」場合に受給できます。
失業保険は、手続きが遅くなると受給が始まるのも遅くなるので、離職票が会社から届いたらすぐ申請すると良いでしょう。
社会保険給付金サポート
「再就職したいけど体調が良くない」などこれまでの仕事のストレスからうつなどで療養が必要な方も多いと思います。そんな時心配なのは生活費などのお金ではないでしょうか。
実は、失業保険だけでなく傷病手当という怪我や病気などで働けない時の生活をサポートする給付金があります。
しかし、傷病手当の申請は複雑で、個人では諦めてしまう方も多いです。そこでおすすめなのは社会保険給付金サポート。社会保険給付金サポートでは、難しい申請をサポートし、最大28ヶ月の給付金を受給することも可能です。
社会保険給付金サポートについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
再就職しない場合は確定申告が必要になる
会社を退職した後、その年内に再就職しない場合は確定申告が必要になります。
これまで正社員の時は年末調整で行っていた所得の申請を、自分でしなければいけないということです。
確定申告は手間がかかる作業なので、フリーランスや独立開業の予定がない方は、なるべく年内に再就職しておいた方が良いでしょう。
本当に会社を辞めるべきか迷う場合は「仕事の辞めどきがわかる10のサイン」をチェック
そもそもこの記事をご覧の方の中には、本当に会社を辞めるべきなのか迷っている方も多いでしょう。また、正社員のうちにやっておくことを確認したら「仕事辞めることすら面倒かも」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、一度仕事を辞めたいと感じるということは、何かしら仕事を辞めるべき理由や原因があるはずです。
例えば「最近仕事が楽しくないな、やりがいがないな」と思う方はやっぱり仕事の辞めどきかもしれません。
心当たりがある方は、こちらの記事で仕事のやめ時と確認してみてください。
退職前に知っておくとためになる情報も忘れずに確認しておこう
正社員のうちにやっておくことは、社会的信用を利用することが多いですが、損をせず退職するために知っておくと良い情報は他にもあります。
例えば、退職時に有給消化を拒否された場合に、会社側を「ぐぬぬ」といわせる法的知識を知っておきたくありませんか?
こちらの記事では、退職前に知っておくだけで役に立つ情報をご紹介しています。退職する前に必ずチェックしておきましょう。
正社員のうちにやっておくこと第一位はクレジットカードの作成
ここまで正社員のうちにやっておくこと5選をご紹介しました。
【正社員のうちにやっておくこと5選】
クレジットカードの作成
ローンが必要な買い物
引越し持病がある場合は病院に行っておく
貯蓄
人脈の構築
この中でも正社員の社会的信用がないとできないクレジットカードの作成は絶対にやるなら今!
ぜひ当記事を参考に、会社の信用をフルに使ってから退職するようにしましょう。