パソコンさえあれば、どこでも仕事ができるWEBライター。WEB系の仕事の中でも未経験からも目指しやすく、在宅の仕事も多いため主婦や副業がしたい方にも人気があります。しかし「WEBライターの仕事内容って?」「本当に未経験でもできるの?」などWEBライターに関して疑問を感じていませんか?
そこで今回は
- WEBライターの仕事内容・働き方・給料は?
- WEBライターの1日の流れ・やりがい・苦労とは?
- 未経験からWEBライターになる方法
についてご紹介します。
WEBライターに興味がある、転職したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
WEBライターの仕事内容・働き方・給料は?
そもそもWEBライターがどのような仕事で、どんな働き方をしているのかご存知ですか?はじめに、WEBライターの「仕事内容」「働き方」「給料」についてご紹介します。
WEBライターの仕事内容
Webライターの仕事内容は、ズバリWebサイト上の文章を書くことです。ECサイトの商品説明やネット広告の文章、今読んでいるこの記事などWEB上のあらゆる文章を書きます。
また、ただ文章を書くだけでなく、検索した時に上位に表示されることや、思わず読んでみたくなるタイトルをつけるなどSEOを意識したSEOライティングが必要です。
WEBライターの働き方!残業や休日は?
WEBライターは企業に勤める場合とフリーランスという2つの働き方があります。それぞれの働き方についてみていきましょう。
会社に勤める場合
メディア事業を持つ企業に所属し、ライティング担当として勤める場合から見ていきましょう。求人で確認すると、勤務時間は1日8時間でフレックスタイム制を採用している企業が多くみられます。
残業は月平均10時間から20時間ほどで少なく、休日は完全週休二日制で年間休日も120日以上としっかり休める環境です。
ライティングが煮詰まっていたり、ミーティングなどで残業になることもありますが、自分次第で労働時間を調整できるので、集中力がある方やコツコツと作業するのが好きな人におすすめなお仕事です。
フリーランス
WEBライターは業務委託が多くフリーランスとして活躍する方も多いです。労働時間や休日を自分で決めることができるので、柔軟な働き方ができます。
自分で、仕事を取ってくる必要があることや、収入が不安定というデメリットもありますが、空いた時間を有効に使えるメリットがあります。副業をしたい方や、在宅で仕事がしたい主婦の方にも人気がある働き方です。
WEBライターの給料
WEBライターの年収は会社員の場合とフリーランスの場合とで異なります。会社員(正社員)の場合であれば、年収は270万円から450万円ほどが多く、個人の経験や実績により大きく変化。
一方フリーランスの場合、時給ではなく、1文字あたりの単価が設定されており、記事の文字数と納品数で給料が決まるのが一般的です。つまり、文字単価1円で2500文字の記事を10本納品すれば25000円の報酬がもらえます。
一般的なWEBメディアの文字単価は0.8円から2円、専門的なジャンルでは2円から5円の募集が多い傾向があります。
フリーランスでライターをしている方の給料は月に2、3万円から、10万円ほどという層が最も多いです。しかし、多く記事を書けば書くほど収入が増えるので中には月収30万以上の人もいます。
WEBライターの1日の流れ・やりがい・苦労とは?
1日中文章を書いているとイメージしがちなWEBライター。一体どのような1日を過ごしているのでしょうか?今回はWEBライターの1日の流れを確認しながら、「やりがい」「苦労」についてご紹介します。
WEBライターの1日の流れ
正社員で自社メディアのコンテンツ制作を担当するWEBライターの1日をご紹介します。
時間 | 仕事内容 | 補足 |
9:00 | 業務開始 | 基本的にリモートワークなので、だいたい9時に始業します |
10:00 | チームミーティング | 毎朝ライターチームのミーティングに参加1日の予定などを確認してすぐに終わります |
10:10 | ライティング | 午前中は集中力が高く、ライティングが捗ります |
12:30 | お昼休み | メリハリをつけるために、しっかり休憩します |
13:30 | ライティング | 3000文字の記事を1日あたり2本ほど書きます。 |
17:00 | ライティングした記事の修正 | 1、2日前にライティングした記事のチェックが返ってくるので、修正作業。疑問があれば、チームメンバーに相談し、助けてもらっています。 |
18:00 | 業務終了 | 調子がよければ、きっかり定時に終わります。 |
WEBライターのやりがいは結果が数字に表れること
WEBライターのやりがいは、結果が数字に表れることです。実は、記事を書いているだけでは、達成感を感じにくい一面があります。しかし、自分が書いた記事への反応が数値に出ると、人の目に止まる喜びを感じる方が多いです。
例えば、自分の書いた記事が「1日で50人に見られた」「1ヶ月で100人が紹介した商品を買った」など具体的な数字を共有されると、自分の記事が貢献しているやりがいを得られます。
自分の書く記事の検索順位やPV数、購入者の数など、結果を可視化できることがWEBライターの達成感です。
WEBライターの苦労はモチベーション維持
WEBライターの苦労はモチベーションの維持です。なぜなら、WEBライターはコツコツ1人でライティングを毎日続けるため、同じ作業に飽きてしまいやすいからです。
また、慣れないうちは特に「思ったほど稼げない」「ライティングスキルが上達しない」などでやる気が低下し辞めてしまう方もいます。同じ作業を続ける苦痛やスキルが上達しない悩みを乗り越え、モチベーションを維持してWEBライターの仕事を続けることが1番の苦労です。
未経験からWEBライターになるための方法
ここからは未経験からWEBライターになるために「向いている人の特徴」「必要なスキル」「転職テクニック」を解説します。ぜひ転職を検討中の方は参考にして見てくださいね。
WEBライターに向いている人の特徴3選
WEBライターに向いている人は以下の特徴があります。
- 文章を書くことが好きな人
- 指摘を素直に受け入れられる人
- 知らないことに興味を持てる人
それぞれについて簡単に解説しましょう。
文章を書くことが好きな人
当然ですが、文章を書くことが好きな人はWEBライターに向いています。WEBライターは月に何本も記事を執筆するため、文章を書くことが好きでないと続けられません。
必要なことは、決して作文コンクールで入賞するような文章力ではなく、書くことを楽しめること!「作文が得意だった」「日記を書く習慣がある」方はWEBライターにおすすめです。
指摘を素直に受け入れられる人
素直に人から指摘を受け入れられることは、WEBライターに向いている特徴の1つです。記事の執筆をすると、依頼主や編集から誤字脱字などの指摘や、わかりやすく伝えるために文章を修正するよう添削が入ります。
指摘があったときに、素直にアドバイスを聞ける人はWEBライターに向いていますが、反発したり、必要以上に気にしてしまう人は不向きです。自分のこだわりを強く持ちすぎず、柔軟にアドバイスを取り入れられる人がWEBライターに向いています。
知らないことに興味を持てる人
好奇心旺盛で知らないことに興味を持てる人はWEBライターに向いている傾向があります。WEBライターは、自分の知っている分野以外の記事を書くことが多いです。中には、今まで興味がなかったジャンルや初めて知る物について書くことも珍しくありません。
その場合、興味を持ってリサーチできるかで内容が良い記事が書けるか決まります。したがって、知らないことに興味を持てる好奇心があることがWEBライターで活躍できる特徴です。
WEBライターに必要なスキル
WEBライターに求められる知識やスキルはこちらです。
必要なスキル |
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基本的なパソコンスキル |
パソコンを使って文章を書くためのタイピングスキルやショートカットキーが使いこなせるスキル |
リサーチ能力 |
読者が求める正しい情報をリサーチする能力 |
構成力 |
分かりやすく情報を伝えるために文章を組み立てる能力 |
さらにあると良いスキル |
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SEOの知識 |
検索上位に表示されるための知識 |
WEBライターはパソコンを使い仕事をします。文章作成に必要なWordやGoogleドキュメント、クライアントとのやり取りに使用される「chatwork(チャットワーク)」や「Slack(スラック)」などの使い方に慣れておきましょう。
また、わかりやすい文章を執筆するために「リサーチ能力」「構成力」を求められます。さらに、WEBの特性でもあるSEOライティングを身につけるためにSEOの知識があれば、高単価の仕事を受けることが可能です。
WEBライターに転職するテクニック
未経験からWEBライターに転職する時の「求人の探し方」「志望動機・面接対策」のテクニックをご紹介します。
求人の探し方
WEBライターの仕事の探し方には「求人サイト」「クラウドソーシング」の2つの方法があります。
求人サイトは、メディア事業をしている企業のアルバイトや正社員のライター職を探す方法です。未経験歓迎の求人も多く、教わりながらライティングを覚えたい方におすすめします。
クラウドソーシングで仕事を探す方法は「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトで直接案件を受ける方法です。
在宅でWEBライターを始めたい方向けの案件も多く、マニュアルが整備されているので安心して始められます。空いた時間を有効に使いたい主婦や副業をしたい方にピッタリです。
WEBライターになるための志望動機・面接対策
企業に応募するなど、採用選考や面接がある場合にアピールしたいポイントは以下の3つです。
- 文章を書くのが好き
- いろいろなことに興味がある
- 人に何かを伝えるのが好き
上記の3つはWEBライターとして活躍するには重要な要素。志望動機や面接では前職の経験や学生時代の具体的なエピソードを踏まえてWEBライターで活躍できることをアピールしましょう。
まとめ
当記事では、WEBライターについて「仕事内容」「やりがい」「未経験からなる方法」などについてご紹介しました。WEBライターはコツを掴めば、未経験からでも活躍できる仕事です。
パソコンさえあれば時間や場所にこだわらず働くことができるので、ワークライフバランスを重視したい方におすすめ。興味がある方は、少ない文字数や興味のあるテーマの記事の募集からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。