准看護師とは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

准看護師とは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

看護師と比べて軽く見られるイメージがある准看護師。看護師との人間関係が難しいという噂もあります。

しかし、「看護師にステップアップできる?」「求人はある?」など、准看護師に関して疑問を感じていませんか?

そこで今回は、

  • 准看護師の仕事内容・働き方・給与は?
  • 准看護師の1日の流れ・やりがい・苦労とは?
  • 未経験から准看護師になる方法

についてご紹介します。

准看護師に興味がある、転職したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

准看護師の仕事内容・働き方・給料は?

准看護師の仕事内容・働き方・給料は?

そもそも准看護師がどのような仕事で、どんな働き方をしているのかご存知ですか?はじめに、准看護師の「仕事内容」「働き方」「給料」についてご紹介します。

准看護師の仕事内容

准看護師の仕事は、医師や看護師の指示のもと診療の補助や患者の介助を行うことです。

看護師は厚生労働大臣から免許を受ける国家資格ですが、准看護師は都道府県知事から免許を受けるもの。看護師とは要求される知識の量が異なり、准看護師の方が受験のハードルは低くなっています。

実務的な違いとしては、看護師は自分の判断で診療補助や患者のケアを行えますが、准看護師は医師や看護師の指示がないと業務を行えません。

准看護師は病院や介護施設で勤務することが多く、特に訪問看護師やデイサービス、老人ホームなど介護施設での需要が高くなっています。

准看護師の働き方!休日や残業は?

准看護師は、看護師と同じく残業の多い仕事です。手術や入院患者が多い日には業務量が増え、突発的に残業が発生してしまいます

准看護師は看護師と比べて給与が低いにもかかわらず同じ業務を担当することが多く、収入に見合わず責任が重いと感じるケースも多いもの。

一方で、准看護師はパートやアルバイトでの勤務も多く、「昼間のみ」「短時間」など就業時間や勤務日数をある程度自由に決められるのがメリットのひとつとなっています。

准看護師は、突発的な残業も多いものの、育児や介護などで時間がない人でもパート・アルバイト勤務ができる、働き方の自由度が高い仕事です。

准看護師の給料・年収は?

准看護師の平均年収は407万円で、他の医療関係の職業と比較するとかなり低い水準。よく准看護師と比較される看護師の499万円と比較すると、92万円もの差があります。もしも年収をあげたいのであれば、下記3つの方法で年収アップを目指しましょう。

  • 正看護師にステップアップする
  • 夜勤を増やす
  • 年収の良い求人を探して転職する

まず、実務経験を積んで看護師養成所に通って看護師資格を取得すれば、看護師へのステップアップが可能。看護師国家試験の受験資格は学歴と実務経験の年数に応じて異なります。

もし准看護師として実務経験が7年以上あれば、通学せずに通信制の看護師養成学校に2年通う形もとれるため、働きながらのステップアップも難しくありません。

また、入院設備のある大きな病院に勤務している場合は、夜勤の回数を多くして夜勤手当を増やせば、年収を上げられます。ただし、勤務時間が不規則になり身体を壊す可能性もあるため要注意です。

さらに、夜勤を増やすのが難しい場合は、他に年収の高い求人を探して転職するのも選択肢のひとつ。ただし、年齢に応じて高いスキルを求められるため、少しでも早い段階で転職活動を開始するのがおすすめです。

参考:賃金構造基本統計調査 令和3年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

准看護師の1日の流れ・やりがい・苦労とは?

准看護師の1日の流れ・やりがい・苦労とは?

入院患者や手術の件数が多いと残業が多くなる准看護師。一体どのような1日を過ごしているのでしょうか?今回は准看護師の1日の流れを解説しながら、「やりがい」「苦労」についてご紹介します。

准看護師の1日の流れ

ある准看護師について、1日の流れを見てみましょう。

8:30出勤、夜勤者から引継ぎ
9:00患者さんに挨拶
10:00検温、診察介助など
11:30食事援助
12:15昼休憩
13:15ミーティング
14:00検温、診察介助など
15:30研修
16:30夜勤者へ引継ぎ
17:30退勤

朝に出勤すると、まずは夜勤スタッフから引き継ぎを受けます。患者さんの情報共有が終わると、続けて患者さんへの挨拶回りを実施。10時には検温や診察介助を行い、お昼になったら患者さんの食事援助を行います。

昼休憩が終わるとスタッフ間のミーティングに参加。14時には検温や診察介助を再開し、15時半には通常業務を抜けて研修に参加します。夕方には夜勤者へ引継ぎを行い、定時になったら退勤です。

准看護師のやりがいは「患者さんから信頼・感謝されること」

准看護師のやりがいは、患者さんから信頼され、感謝されることです。

准看護師は患者さんのお世話を日常的に担当します。入院が長い患者さんのお世話を献身的に行っていると、時に信頼を寄せてもらえるため、感謝の声を聞けることもあるものです。

また、患者さんの希望に沿って日頃の生活の介助を行いますが、時には希望通りの対応ができないことも。そんな時にも適当な対応をせずに、しっかり意図を説明して真摯に向き合うことで、徐々に患者さんから頼りにしてもらえる存在になれます。

ちょっとしたことも気軽に相談してもらえる関係性になり、退院時には「この病院があってよかった」と感謝の声を聞けることも。

准看護師は患者さんのお世話を行う身近な存在のため、真摯な仕事ぶりで信頼関係を築き、直接感謝の言葉をもらえるやりがいのある仕事です。

准看護師の苦労は「正看護師と同じ仕事ぶりを求められること」

准看護師の苦労は、正看護師と同じ仕事ぶりを求められることです。

正看護師は患者さんの全身状態をみて総合的に対応を判断できる教育を受けていますが、准看護師は「医師や看護師の指示のもと」安全に作業するための教育しか受けていません。

しかし、実際には准看護師は正看護師と同じ仕事を担当することが多いもの。准看護師は教えられていないことも自分なりに努力して経験を積み、スキルを上げていかなければなりません。

例えば、患者さんの急変時に准看護師が第1発見者になり、最初の対応を誤って先輩に叱られたというケースを見てみましょう。准看護師としての知識だけでは時に現場でついていけないものです。

そんな時、自宅に帰ってから本を読んで勉強し直すなど、准看護師にはミスと勉強のし直しを繰り返してスキルを上げなければいけない苦労があります。

未経験から准看護師になるための方法

未経験から准看護師になるための方法

ここからは未経験から准看護師になるために「向いている人の特徴」「転職するための心構え」「転職テクニック」を解説します。ぜひ転職を検討中の方は参考にしてみてくださいね。

准看護師に向いているのは「経験を積んでスキルを伸ばせる根性のある」人!

准看護師に向いているのは、経験を積んでスキルを伸ばせる根性のある人です。

准看護師は、実際には習っていないことでも現場で対応を求められるケースが多いもの。経験を通じて多くのスキルを身に着けていかなければならず、ミスを恐れずにチャレンジしていく根性が必要です。

現在、看護協会では准看護師の育成を積極的に推奨していません。というのも、年々医療技術が高度化することで現場で求められるスキルも上がっており、准看護師の知識では対応が難しくなってきているためです。

それでも、最終学歴が中学校卒業でも看護職を目指せる准看護師にはまだまだ需要も大きいもの。准看護師でも実務経験を積めば、十分に現場で活躍できる人材になれます。

准看護師は経験を通じてスキルを身に着けていける根性があれば、未経験でも看護職を目指せる貴重な職業です。

准看護師になるために必要な資格・スキル

准看護師になるためには、准看護師試験を受験して合格することが必須です。准看護師試験を受ける要件は、

  • 中学校卒業の場合、准看護師養成所で2年、または高校衛生看護科で3年
  • 高校卒業の場合、准看護師養成所で2年

の課程を修了すること、となっています。准看護師養成所は全日制と半日制があるため、働きながら資格取得を目指すのも選択肢のひとつ。

ここ5年の合格率は96%以上と高い水準のため、未経験でもしっかり学習を進めていけば資格取得できるのが准看護師試験の魅力です。

准看護師に転職するためのテクニック

准看護師の転職を成功させるには、職場選びにポイントがあります。職場を大きく分類すると、

  • 規模の大きな病院
  • クリニック
  • 高齢者向け施設

の3つ。それぞれの特色を見て、自分に合った職場を選ぶのがおすすめです。ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

規模の大きな病院

規模の大きな病院では、病棟や手術、外来など様々な仕事があり、それぞれ高い専門性を身に着けられます。ただし、入院設備のある病院では夜勤がある可能性も高く、勤務時間が不規則になりがちというデメリットがあるため要注意です。

クリニック

クリニックとは、病床数が20より少ない規模の小さな診療所のことです。入院設備を持たないことも多く、夜勤が難しい場合でも働けるのがメリットのひとつ。ただし、外来から院内の清掃まで幅広く対応しなければならず、特定の分野で専門性を深めるのは難しくなっています。

高齢者向け施設

高齢者向け施設では、介護がメインのため看護職の募集は少数です。介護業務は体力が必要ですが、医療行為は最低限のため、「ゆったり働けること」「残業が少ないこと」がメリットとなっています。

まとめ

今回は、准看護師の仕事内容から転職方法まで詳しく解説してきました。准看護師は、正看護師と同じ仕事ぶりを求められる苦労もありますが、患者さんから感謝の声を直接もらえるやりがいのある仕事です。

経験を積んでスキルを伸ばしていく根性がある方は、准看護師に挑戦してみてはいかがでしょうか。良い転職活動になることをお祈りしております!

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