「新卒だけど仕事を辞めたい」辞める前にするべきこととは?

「新卒だけど仕事を辞めたい」辞める前にするべきこととは?

1ヶ月・3ヶ月・半年。この節目は、新卒の人が辞めたくなるタイミングだと言われています。「思っていたのと違う」「人間関係がつらい」このような理由で辞めたいと感じている人は多いでしょう。

しかし、「すぐに辞めるのは甘え」「3年は働くべき」など周りから言われることを気にして「辞めるべきか辞めないべきか」迷う声が多くあります。

この記事では、『新卒が感じる辞めたい理由トップ3』と『辞めた方がいいケース・辞めない方がいいケース』について解説します。

そして、迷っている人が気にしている『辞めることのデメリット』についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

新卒で辞めたい理由ベスト3

新卒で辞めたい理由ベスト3

あるアンケートでは、「約70%の人が新卒で辞めたいと感じたことがある」と回答しています。

そして、「実際に約30%の人が新卒3年以内に退職」。このように、多くの人が感じたことのある『辞めたい理由』トップ3をご紹介します。

辞めたい理由第3位!人間関係

新卒で辞めたいと感じるよくある理由の第3位は『人間関係』。学生の時と違い、色んな年代の人と関わるため、「人間関係に疲れてしまう」と感じる人が多いようです。

  • 何か指摘する時に、イヤミな言い方をしてくる上司
  • パワハラ・セクハラしてくる人
  • 上の立場の人には、良い顔をして、立場が下の人には強くあたる人
  • 自分のミスを人のせいにする人

このような人たちに我慢して毎日過ごさなければいけないと思ったら、辞めたくなってしまいますよね。

辞めたい理由第2位!労働条件・待遇が悪い:

第2位は『労働条件や待遇が悪い』と感じる時。入社前に労働時間や給料など提示されていても、いざ働いてみると「言われていたのと違う!」「思っていたのと違う!」と違和感を覚え、辞めたくなるものです。

  • 残業時間が多すぎる
  • 新卒者のような後輩が先輩より先に帰りづらい雰囲気
  • 拘束時間が長く、毎日家と仕事の往復で何のために働いているか分からない
  • 保険料など想像以上に給料から引かれる額が多くて手取額をみてガッカリ

など、「このままここで働いて良いのかな」と将来への不安が大きくなっている人が多いのではないでしょうか。

辞めたい理由第1位!仕事内容が合わない

第1位は『仕事内容が合わない』です。

  • 希望の部署に配属されなかった
  • 業務の思い描いていた理想と現実のギャップが激しい
  • 業務内容が面白くない

など、このように感じるのは『新卒あるある』と言われるほど、よくある理由です。入社した時は、やる気と希望に満ち溢れていたのに、この『不満』がストレスになっていませんか?

ストレスの積み重ねが「合わないから辞めたい」という気持ちを加速させているケースは珍しくありません。

新卒で辞めるのは本当に甘え?『辞めた方がいい人』『辞めない方がいい人』

新卒で辞めるのは本当に甘え?『辞めた方がいい人』『辞めない方がいい人』

新卒で辞めるのは本当に「甘え」なのでしょうか。結論から言えば、「甘え」ではありません

ケースによって辞めた方がいい場合もあります。ここでは、その『辞めた方がいい人』『辞めない方がいい人』『迷う場合にどう判断すべきか』について解説します。

【辞めた方がいい人】身体や心の健康が損なわれる場合

『辞めないで頑張ること』が必ずしも正解ではありません。むしろ『辞めたほうが良いケース』もあります。それはどんなケースかいくつか見ていきましょう。

①うつや不眠、吐き気など体調を崩している

お金や地位より、あなたの身体・心以上に大事なものはありません。仕事が原因でうつになっていたり、不眠、吐き気など体調を崩しているなら、早急に休職・転職を検討する必要があります。

②パワハラ・セクハラが横行している

パワハラ・セクハラが横行している環境なら辞める判断をしていいと思います。このような環境で、ストレスを受け続けるといつか体を壊してしまいます。①でも述べたように体を壊してしまっては元も子もありません。

③違法な長時間労働・サービス残業が多い

いわゆる『ブラック企業』と言われる会社に多くみられるものです。体力が続くうちはいいですが、長い目で見ると決してよくはありません。自分の許容範囲を超えてしまっているなら、余力があるうちに転職を検討したほうがいいでしょう。

このようなケースでは、「すぐに辞めるのは甘え」など気にすることはありません。何度もいいますが、あなたの体より大事なものはないのですから。

【辞めない方がいい人】辞めない方がいい3つのケース

一方、『まだ辞めないほうがいい』場合もあります。自分自身では辞めると判断できる正当な理由だと思っていても、そうではないケースがこちらです。

①人間関係“だけ”が嫌

どうしても合わない人というのはいます。しかし、人間関係だけで辞めるのは、「やめた方がいい!」。人間関係は『運』要素が強いことを忘れてはいけません

人間関係は転職して解決する問題ではなく、どこでも起こる可能性がある問題なのは想像できますよね。『苦手な人には最低限しか関わらないようにする』などある意味割り切って仕事をすることも必要です。

また、部署移動や人員配置の変更を人事や上司に相談することで解決できる可能性もあります。

②仕事内容“だけ”が嫌

「仕事がつまらない」「自分は今の仕事に向いていない」新卒で入社して、1ヶ月から半年の間に、このように感じる人がとても多いようです。入社してまだ間もない時期にそう判断してしまうのは早すぎると思いませんか?

どのようなことでも『下積み』は必要!例えば、学生時代の部活を思い出してください。運動部なら『いきなり試合に出て活躍できる』なんてことは、ありませんよね。

野球の素振りや、バスケットボールのドリブル練習など、つまらない基礎練習を最初は繰り返さなければ、上手くなることができません。

仕事でも、最初は、あまり責任がある仕事をさせてもらえないでしょう。しかし、経験を積むと任される仕事が増え、今は感じじていない『やりがい』『面白さ』が見つかるかもしれません

③次に明確にやりたいことがない

次に何がしたいか分からないのに辞めるのは絶対にしてはいけません。

「辞めたい」という思いが強く、勢いで辞めてしまう人がいます。そのような人は『辞めること』が目標になってしまい、『辞めることができた』ことで、転職活動に身に入らないということも。

結局、ダラダラ1年以上過ごすということもザラにあります。とは言っても、『やりたいこと』を誰もが見つけられるわけではありませんよね。

そのような場合は『今の仕事や職場の不満を解消できる仕事・職場を探すこと』を目標に転職活動してみるとよいでしょう。転職先が決まっていないのに辞めることもオススメできませんからね。

迷うなら『辞めることで解決するかどうか』で判断しよう

『辞めたほうがいいケース』と『辞めてはいけないケース』を挙げてきましたが、あなたはどちらに当てはまりましたか?ここまで読んでも、「辞めたい。

けれど辞めていいのか迷う」という人は多いと思います。判断する時に考えて欲しいのは、ズバリ『辞めることで解決するのかどうか』です。あなたが今抱えている仕事の悩みを冷静に分析してみてください。

上に挙げたように、人間関係や仕事内容に関する悩みは、環境を変えても起こり得ます。また、辞める以外の解決策があるかもしれません。

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新卒で辞める場合のメリット・デメリット

新卒で辞める場合のメリット・デメリット

「新卒で辞めるとどんな影響があるんだろう」辞めるべきか迷う時、このような不安をお持ちではないですか?辞める決意を固める前に、早期退職するメリット・デメリットを知っておきましょう。

また最後に『辞める決意をする前に考えて欲しいこと』を紹介します。ぜひ参考にして、本当に辞めた方がいいかどうか考えてみてください。

早期退職する3つのメリット

入社3年以内の新卒で辞めることを早期離職と言います。早期離職が決して悪いことだと言いたいわけではありません。早期離職のメリットを挙げていきましょう。

①ストレスから解放される

ストレスから解放され心身ともに健康になるのは、大きなメリットです。

②満足のいく仕事や職場に出会えるチャンスがある

よく「3年は働いた方がいい」など言いますが、3年我慢し続けることで、鬱になってしまったり、何のスキルも得られなかったという人も一定数います。

そう言った場合「20代の3年を無駄にするくらいなら辞めたほうが良い」という見方もできます。思い切って転職することで、より自分が成長できる仕事に出会える可能性があることは確かです。

③20代の方が未経験業界・職種に挑戦しやすい

未経験の業界・職種に挑戦するなら、若ければ、若いほどいいでしょう。入社後3年以内の新卒であれば、年齢的にも多くのチャンスがあります。

早期退職によるデメリット3選

もちろん、早期離職をすることによるデメリットもあります。あなたが、辞めたいけれど迷うのはこのデメリットを心配しているからではありませんか?ここではそのデメリットについて詳しく説明します。

①『すぐ辞めるのでは』と思われる

やはり新卒で退職する1番のデメリットは『すぐ辞めるのでは』と思われて転職活動が厳しくなることでしょう。

早期離職したという履歴書みた採用担当者はどう感じると思いますか?「ストレス耐性がない」「入社したとしても不満を持てばすぐに辞めてしまうのではないか」と捉えられる可能性は高いです。

納得できる退職理由がなければ想像以上に書類選考に通らないという早期離職者の声もあります。

②『新卒』でも『中途』でもない微妙な立ち位置

第二新卒という微妙な立ち位置になることを覚えておかなければいけません。第二新卒を積極的に採用する企業もありますが、転職市場では、即戦力を求める傾向が強いです。

③新卒1年目で辞めると失業手当が貰えない

「失業手当もあるから、辞めてもいいよね」と安易に考えるのは危険です。失業手当とは、失業時、ハローワークで申請すると元の給与の約50~80%が、日常生活の維持のために受給できる制度です。

失業手当は「1年以上働いていること」がもらえる条件になります。すなわち、新卒1年目で辞めてしまうと受給資格がない!新卒1年以内に辞める場合は、金銭的な余裕がないと転職活動もできません

辞める決意をする前に考えて欲しい2つのこと

この記事を読んでいる人は、「辞めたいけど辞めていいのかな」と迷っている人がほとんどだと思います。ここで、そんなあなたに『辞める決意をする前に、考えて欲しいこと』が2つあります。

①仕事が辞めたい理由を環境や人のせいにしていませんか

思うような仕事ができないことを、「教育担当の先輩がちゃんと教えてくれないから」「必要なものがそろってないから」などと環境や人のせいだけにしていませんか?

もちろんそういう面もあるかもしれませんが、解決するためにできることがまだあるはずです。

例えば、教育担当の先輩がちゃんと教えてくれないと感じている場合、受け身でいるのではなく、自分から質問したり、指示を仰いでいるか振り返ってみてください

あまりコミュニケーションをとっていなかったり、具体的な質問をしていないなど改善できることが見つかるはずです。

②自分から仕事を楽しもうとしていますか

「仕事が合わない」と思っている人は、その仕事の中に面白さを見つけようとしているか今一度考えてみてはどうでしょうか。『仕事』を面白いと感じるか、つまらないと感じるかはあなた次第です。

与えられた仕事が興味がなかった分野でも、小さな目標を立てながらやってみるなど、あなたの工夫1つで面白い仕事に変化するかもしれません。

自分の仕事の中に『楽しさ』『面白さ』を見つけることも仕事のうちの1つだと私は思っています

まとめ

この記事で伝えたいのは、『新卒で辞めたいと思ったら、辞めたい理由を冷静に分析してほしい』ということです。それが体調を崩すような理由であれば辞めていいと思います。

そうじゃないのなら、最後に述べてある『辞める前に考えて欲しいこと』を実践してみてください。辞めるのはいつでもできます。

せっかく大変な就職活動を乗り越えて入社したのですから、『学べることは全て学んで』からでも遅くはないんじゃないでしょうか。

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