「よし!今日こそ辞めるって言うぞ!」そう意気込んで会社に行ったはずなのに「今日も言えなかった・・・」こんな毎日を繰り返していませんか?
仕事を辞めたいけど、上司になかなか言えない。これは多くの人が抱えている悩みです。私も上司に退職を伝えようとすると、手が震え、声が震え言いたいことが言えないという経験が何度もあります。
「すんなりと退職を言える方法があればな・・・」と良い方法を探しているそこのあなた!実は、なかなか退職を言い出せない方が安心して退職できる方法があるんです。
そこで今回は、「仕事を辞めたい!」と言い出せない方に向けて
- 退職を言い出せない時の3つのステップ
- 安心して退職できる方法
をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
「仕事を辞めます!」となかなか言い出せない理由
どうして「仕事を辞める」と言うのがこんなに難しいのでしょうか。それは「上司に言うのが怖い」「みんなに申し訳ない」など周りを気にしてしまうからではありませんか?ここでは、多くの方が感じる退職を言い出せない理由をご紹介します。
上司に退職を言い出すのが怖い
仕事を辞めたいけれど上司に言いづらい。このケースが1番多いのではないでしょうか。
「上司に甘えだと高圧的に言われそう」
「上司の機嫌が悪くなったらどうしよう」
「退職を認めてくれなさそう」
など考えただけで、上司に話を切り出す勇気がなくなってしまいますよね。まして普段から上司に強くあたられている場合は、余計に言い出すのが怖いと感じてしまうでしょう。
しかし、そんな高圧的な上司のもとで仕事をし続けても、何も良いことはありません。次の章では、退職を言い出す勇気を持つためのステップをご紹介しているので、当てはまる方はぜひ参考にしてください。
同僚や会社に申し訳ないと感じてしまう
「人手不足なのに辞めると言い出しにくい」
「みんなに裏切り者って思われたらどうしよう」
と感じていませんか?このように同僚や会社に「申し訳ない」「迷惑がかかる」と感じてしまうのは、退職を言い出せない理由の1つです。
次の章で詳しく説明しますが、あなたは何も気にしなくて大丈夫。人手不足は会社が考えるべき問題ですし、きちんと引き継ぎをした上で退職すれば同僚にも会社にも迷惑はかかりません。
退職日まで気まずい空気になりそう
やっとの思いで退職を言い出したとしても、「退職日までの気まずい雰囲気に耐えられない」という方もいるでしょう。確かに「〇〇さん辞めるらしいよ」とあなたの退職が噂の的となり気まずい思いをするかもしれません。
また「もう辞めちゃうんでしょ」と面と向かって言われ、どんな顔をすれば良いかわからないこともあるでしょう。そんな方に退職日までの気まずさに耐える方法をご紹介します。
- 「もう会わないんだから」と割り切る
- しっかり引き継ぎをし、最終日まで責任感を持って働く
- 有給休暇を完全に消化する
上記の3つを意識すれば、気まずい雰囲気を最小限に抑えることができます。まず自分の心構えとして「辞めたら会わない人たち」と割り切ること。
そして、退職に対する反感を買わないために、出社している間は今まで以上に仕事を頑張ることが大事です。最後に、有給休暇を全部使い退社日までの出社日数をできるだけ少なくしましょう。
多少「辞める人」と見られてしまうのはしょうがないこと。「できるだけ出社日を減らす」これが気まずい雰囲気から逃れるいちばんの方法です。
退職を言い出せない時の3つのステップ
「いくら上司や同僚を気にするなって言われても、簡単にできたら苦労しないよ!」という方もいるでしょう。そもそも、それができる方は「退職が言い出せない」と悩んでいないですよね。ここでは、退職を伝える勇気を持つための3つのステップをご紹介します。
「退職は正当な権利だ!」と自分に言い聞かせる
あなたは退職を何となく「悪いこと」「後ろめたいこと」などと思い込んでいませんか?古い考えでは、辛いことでも耐える・我慢することが美徳とされていました。しかし、仕事を辞めることってそんなに悪いことでしょうか?いいえ。そんなことはありません。
「自分のキャリアアップのために転職する」「合わない仕事を辞めて自分に合った仕事を探す」何1つ悪いことはありません。また、憲法で「職業選択の自由」が定められていますし、民法や労働基準法でも「退職の自由」は法律で認められています。
つまり、退職はあなたの正当な権利!何も悪いことはありません。まずは、「仕事を辞めることは、悪いことじゃない!」と自分に言い聞かせてください。
意外と周りはあなたが辞めても気にしない
次のステップは、「意外と周りはあなたのことを気にしていないと知ること」です。「裏切り者と思われるかも」「自分のことを悪く思われるんじゃないか」と心配する方がたくさんいます。しかし、実際は「裏切りだ」「退職するなんて許せない」と思う方は滅多にいません。
あなたも今まで他の同僚が退職していくのを見て「許せない!」「ムカつく!」なんて思ったことはないはずです。きっと「あー辞めるんだー」「いいなー自分も辞めたいなー」くらいの感想でしょう。
実際そんなもんです。案外人間は、他人のことより自分のことしか気にしていないもの。周りはあなたの退職をさほど気にしないことを知っておきましょう。
しかし、辞めるからといって引き継ぎをしなかったり、だらけた態度で仕事をしていれば、もちろん反感を買ってしまいます。「退職するなら最後の日までしっかりと!」を意識しましょう。
転職先を決めてしまう
仕事を辞めたいけど言えないと悩んでいた方を対象にした「辞めたいと言い出せたきっかけ」のアンケートでは、1位に「次の仕事が決まった」がランクインしています。
「次の仕事が決まっている」というのは退職者にとっていちばん言いやすく、引き止められにくい理由です。そんな心強い理由をゲットするために、次の転職先を決めてしまいましょう。
中には「仕事をしながら転職活動する余裕ない!」という方もいると思います。その場合は転職エージェントがおすすめ!転職エージェントを利用すれば、帰宅後などの時間を使って、無理なく転職活動を始めることができます。退職の手続きに関するサポートもあるので、在職中から転職活動したい方はぜひ一度相談してはいかがでしょうか。
しばらく休養が必要な場合にやっておくべきこと
「仕事を辞めたい」と悩んでいる方の中には、体調不良やうつの症状などでしばらく休養したい方もいると思います。しかし、退職後のお金の不安から退職できない方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが「社会保険給付金サポート」のサービスです。社会保険給付金サポートを利用すると、最長で28ヶ月間も社会保険給付金を受給でき、安心して休養することができます。
社会保険給付金サポートについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
どうしても退職を言い出せない方が安心して辞められる方法
どうしても退職を言い出せない場合でも、簡単に辞められる方法が1つあります。それは「退職代行」です。
退職代行は、「上司が怖い」「うつなどで会社に行けない」など退職を言い出せない方に代わって、会社に退職を伝えることができるサービスです。
退職代行を利用すると、「会社に行かずに退職できる」「退職の申し入れから手続きまで代行してくれる」などのメリットがあります。
「なかなか退職が言い出せない方」「上司が怖くてどうしようもない」方にピッタリ。退職を検討している方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、退職を言い出せない方に向けて「退職を言い出せない時の3つのステップ」「安心して退職できる方法」などについてご紹介しました。
上司に退職を申し出るのは、誰でも勇気が必要。しかし、勇気が出ないことももちろんあります。その場合は、今回ご紹介した勇気を持つための方法や退職代行をぜひお試しください。