視能訓練士とは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

視能訓練士とは?仕事内容・やりがい・未経験からなる方法を徹底解説

眼科でひたすら検査をしているイメージの視能訓練士。職場に女性が多くて人間関係が大変という噂もあります。

しかし、「男性でも働ける?」「医師とはうまくやれる?」など、視能訓練士に関して疑問を感じていませんか?

そこで今回は、

  • 視能訓練士の仕事内容・働き方・給与は?
  • 視能訓練士の1日の流れ・やりがい・苦労とは?
  • 未経験から視能訓練士になる方法

についてご紹介します。

視能訓練士に興味がある、転職したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

視能訓練士の仕事内容・働き方・給料は?

視能訓練士の仕事内容・働き方・給料は?

そもそも視能訓練士がどのような仕事で、どんな働き方をしているのかご存知ですか?はじめに、視能訓練士の「仕事内容」「働き方」「給料」についてご紹介します。

視能訓練士の仕事内容

視能訓練士の仕事は、眼科で視力検査を行ったり、視力の低い人にリハビリを行うことで、主な業務は4つです。

  • 視能矯正:低年齢の子どもの視機能を検査・訓練し、弱視や斜視の回復を図ること
  • 視機構検査:視力検査や眼鏡処方検査など、視力に関する検査を行うこと
  • 健診・検診:3歳児健診や就学時健康診断、生活習慣病予防健診を行うこと
  • ロービジョンケア:眼の疾患や怪我などで低下した視力を回復させること

眼科医ひとりにつき2人の視能訓練士が必要とされるなど、視能訓練士は眼の健康を維持するのに重要な役目を持った仕事となっています。

視能訓練士の働き方!休日や残業は?

視能訓練士の平均残業時間は5時間と、それほど多くありません。ただし、大学病院では研究に携わることもあり、深夜までハードに仕事をすることも。また、立ち仕事で患者さんとの接点が多いため、接客業のような気疲れを感じるという辛さもあります。

一方で、育児休業を利用して、パートなどで短時間勤務で復帰する女性が多いなど、結婚や出産、育児などライフステージの変化があっても働き続けやすいというメリットも。

視能訓練士は患者さんとの関わりが多く気疲れするシーンも多いものの、女性が出産後も復帰しやすく働きやすい仕事です。

参考:賃金構造基本統計調査 令和3年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

参考:実態調査報告書2020.pdf (jaco.or.jp)

視能訓練士の給料・年収は?

視能訓練士の平均年収は約424万円で、他の医療関係の職業と比較するとやや低めの水準です。視能訓練士として年収を上げる方法は2パターンあります。

  • 視能訓練士としてスキルアップする
  • 条件の良い求人を探して転職する

まず、学会に参加したり、研究を重ねてスキルアップできれば職場での評価も上がり、年収アップを目指せます。また、職場での年収アップが難しい場合には、給与の高い私立大学病院や国公立医療機関などから求人を探して転職することで年収アップを狙うのもありです。

参考:賃金構造基本統計調査 令和3年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

参考:実態調査報告書2020.pdf (jaco.or.jp)

視能訓練士の1日の流れ・やりがい・苦労とは?

視能訓練士の1日の流れ・やりがい・苦労とは?

多くの患者さんを相手に立ち仕事をする視能訓練士。一体どのような1日を過ごしているのでしょうか?今回は視能訓練士の1日の流れを解説しながら、「やりがい」「苦労」についてご紹介します。

視能訓練士の1日の流れ

ある眼科に勤める視能訓練士について、1日の流れを見てみましょう。

8:00出勤、着替え
8:30ミーティング
9:00外来業務
13:00昼休み
16:30外来業務
19:30片づけ、終業

朝に出勤するとまず着替えを行い、眼科のスタッフ全員でミーティングを実施します。診療時間になると外来業務を開始し、患者さんの検査を開始。カルテの順番に患者さんの対応を進め、患者さんの自覚症状を聞き出しながら、必要な検査をスピーディーに行っていきます。

お昼休憩を挟んで午後の外来を再開。検査業務と並行して、機器のチェックをしたり、医師の診察結果を患者さんに説明したりします。定時前に片づけを行い、時間になったら終業です。

視能訓練士のやりがいは「子どもの目の成長をサポートできること」

視能訓練士のやりがいは、子どもの眼の成長をサポートできることです。

視能訓練士の仕事のひとつに、弱視や斜視の子どもの視力訓練があります。子どもと一緒に訓練に取り組み、段々視力が回復して元気に育っていく様子が見られると喜びを感じられるものです。

子どもが弱視や斜視と診断されて治療を始めるのは3歳児半健診など、まだ幼い頃のこと。最初は会話するのも難しいものですが、成長して意思疎通できるようになる頃には心理的な距離も縮まり、自分の子どものように思えるもの。

訓練の結果視力が回復できた時には、子どもの重要な成長過程に立ち会えていると喜びを実感できます。視能訓練士は子どもの眼の訓練とともに子どもの成長に伴走できる、やりがいの大きな仕事です。

視能訓練士の苦労は「習った知識だけでは患者対応できないこと」

視能訓練士の苦労は、習った知識だけでは患者対応できないことです。

視能訓練士の学校では、眼の知識や技術は教えてもらえますが、患者さんの対応方法は教えてもらえません。実際に自分でやってみて試行錯誤しないと仕事のやり方は身に付けられないものです。

例えば、全く眼の見えない人が来院したケースを考えてみましょう。どうやって受付から検査室へ誘導したらよいか、検査内容を口頭だけでどう説明したらよいかなど、実際に直面してみないとどう対応すべきか考えられないことも多いです。

患者さんの数だけ適切な対応があるので、たくさん経験を積まないとスムーズな患者対応はなかなかできません。視能訓練士は学校で習った知識だけでは仕事が遂行できない苦労があり、経験が大切になる仕事です。

未経験から視能訓練士になるための方法

未経験から視能訓練士になるための方法

ここからは未経験から視能訓練士になるために「向いている人の特徴」「転職するための心構え」「転職テクニック」を解説します。ぜひ転職を検討中の方は参考にしてみてくださいね。

視能訓練士に向いているのは「チームワークを大切にできる」人!

視能訓練士に向いているのは、チームワークを大切にできる人です。

眼科の一般外来はとても忙しく、午前中だけで数百件の来院がある病院も珍しくありません。そのため、医師や看護師とうまく連携して仕事を進めないといつまでたっても仕事が終わらないものです。

具体的には、患者さんの待ち時間を少なくするために適切なタイミングで医師の指示を仰ぎ、迅速に検査を行い医師に報告することが求められます。医師や看護師と連携してスピーディーな検査を行わないと、来院している患者さんをさばききれず、長時間お待たせしてしまう事態になりかねません。

あまりに待ち時間が長い場合には、時にクレームが発生することも。視能訓練士は、医師や看護師とうまく連携し、迅速に仕事を進められる人に向いている仕事です。

視能訓練士になるために必要な資格・スキル

視能訓練士になるためには、視能訓練士国家試験に合格することが必須です。国家試験の受験資格を得るためには、3つの方法があります。

  • 高校卒業後、視能訓練士養成学校を卒業する
  • 短大や大学で指定科目を履修後、視能訓練士養成学校に1年以上通い、必要な知識を習得する
  • 外国の視能訓練士学校を卒業、もしくは相当する資格を保持し、厚生労働大臣に認定される

視能訓練士国家試験の合格率は約91%と比較的高めのため、しっかり学習を進めれば合格は難しくありません。

参考:第51回視能訓練士国家試験の合格発表について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

視能訓練士に転職するためのテクニック

視能訓練士では最初の就職先選びが重要となります。例えば、大学病院など最新の技術や幅広い知識を得られて、複数の視能訓練士が所属する職場がおすすめ。

なぜなら、視能訓練士は無資格者と一緒に仕事をすることも多く、無資格者の先輩からは「視能訓練士ならできて当たり前」と実務を教えてもらえないことも多いもの。そのため、視能訓練士の先輩が多い職場を選ぶなど、スキルアップが目指せる環境を作るのが大切です。

まとめ

今回は、視能訓練士の仕事内容から転職方法まで詳しく解説してきました。視能訓練士は習った知識だけでは患者対応が難しく、経験を通じてスキルアップが求められるものの、育児休業や短時間勤務も可能で、女性にとって働きやすい仕事です。

チームワークを大切にして迅速に仕事を進めるのが得意な方は、ぜひ視能訓練士に挑戦してみてはいかがでしょうか。良い転職活動になることをお祈りしております!

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