国家資格を突破し視能訓練士になったものの、実際に働くと想像と現実のギャップを感じ転職したいと考える方は多いです。
しかし「視能訓練士から転職したいけど転職先ってあるのかな」「病院以外の転職は難しい?」と不安に思うことはありませんか?
そこで今回は、視能訓練士からの転職でおすすめな職種や転職を成功させるポイントをご紹介します。
視能訓練士から転職をお考えの方に役立つ情報が盛りだくさん。ぜひ最後までご覧ください。
【結論】視能訓練士から異業種の転職は十分可能!
結論からいうと、視能訓練士から他業種に転職することは十分可能。実際に、視能訓練士から転職し、他業種で活躍している方も多いです。しかし、未経験の業種では、転職先が決まらず長期化する可能性もあります。
そのため転職活動は早めの準備が成功のコツ!また、実は他業種だけではなく視能訓練士の資格を活かして病院以外に転職するルートもあります。
「転職活動ってどうすればいいの?」という方も大丈夫!これから、おすすめの転職先や転職活動の注意点やポイントを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
視能訓練士から転職する3つのルート
視能訓練士から転職する場合の3つの選択肢をご紹介します。
条件・環境の良い病院やクリニックへ転職
まずは、今の職場よりも条件や環境の良い病院やクリニックに転職するルートです。つまり視能訓練士を続けるということですね。転職のしやすさは、これが1番の選択肢でしょう。
例えばあなたの転職したい理由が「人間関係」「待遇の悪さ」による場合、違う病院やクリニックに転職することで解決することもあります。
もし人間関係にお悩みなら、新規開業のクリニックを探すのも1つの手。給与などの待遇も病院によって異なるので、希望に合う病院やクリニックを探してみると良いでしょう。
視能訓練士の資格を活かせる転職
2つ目は視能訓練士の資格を活かして医療機関以外へ転職するルートです。このルートは「視能訓練士の仕事は嫌いじゃないけど、病院はもうこりごり…」という方におすすめです。
主な転職先には「放課後デイサービスなどの児童発達支援施設」「介護施設の機能訓練スタッフ」が挙げられます。
異業種に転職
実際に働いてみると「視能訓練士に向いてない」と感じることもあるでしょう。その場合は、視能訓練士から離れ、全くの異業種に転職するルートもあります。
資格を取ったからといって、視能訓練士だけに縛られる必要はありません。未経験から挑戦できる仕事はたくさんあります。
視能訓練士の資格を活かせるおすすめの転職先
視能訓練士の資格を活かして転職するルートについてもう少し詳しく見ていきましょう。
放課後等デイサービス・児童発達支援施設
放課後等デイサービスなどの児童発達支援施設では視能訓練士の募集が行われています。
児童発達支援施設では、障がいを持ったお子さまに対し視能訓練業務を行う業務を担当。視能訓練士としての経験や知識をフル活用して療育をサポートするお仕事です。
介護施設の機能訓練スタッフ
視能訓練士は老人ホームなどの介護施設で機能訓練スタッフとして活躍することもできます。
高齢者は視力低下など目になんらかのトラブルが発生し日常生活がしにくくなる方が多いです。そのような方に対して、目の機能回復や維持をサポートし、高齢者の安全な生活を支えます。
視能訓練士におすすめしたい異業種の転職先
続いて、視能訓練士から異業種に挑戦したい場合におすすめの転職先をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
WEB業界
WEB業界は人材不足から未経験の採用にも積極的な業界です。WEB業界とひとまとめにしましたが、「WEBエンジニア」「WEBデザイナー」「WEBライター」「WEBマーケター」など職種も様々。IT・WEBに興味がある方やPCが得意な方は検討してみてはいかがでしょうか。
WEBエンジニアに興味がある方は、ゼロからスキルを学んで転職支援までしてくれる「ENたま転職支援サービス」おすすめ!
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事務職
事務職は特に女性の方に人気の職種です。結婚や出産などライフステージの変化をきっかけに視能訓練士から転職したいと考える方も多いと思います。
その場合一般事務は求人も多く、雇用形態も正社員・パート・派遣など幅広いのでライフスタイルの変化に対応しやすいのでおすすめです。
また、正確な作業を求められるのは視能訓練士と事務職の共通点。常に正確に仕事をこなすことが身に付いている視能訓練士の方は事務職に向いている傾向があります。
営業職
自分の実績を評価してほしい方や、なるべく給与を下げたくない方は営業職を検討してはいかがでしょうか。
営業職は自分が実績を残せば残すほど、給料に反映される職種。今の給与に満足できない方や、仕事の頑張りを認められる仕事がしたい方におすすめです。
接客業・販売職
接客業や販売職は患者さんに対する対応の経験を活かせるのでおすすめです。
さらに未経験から始めやすいこともおすすめポイントの1つ。人と関わる仕事にやりがいを感じる方にピッタリなお仕事です。
視能訓練士から転職する時の注意点
視能訓練士から転職するときの注意点はこちら。
- 長期化する可能性がある
- 志望理由や・退職理由が説明できない
上記の事前に注意点を知っていれば、転職に失敗するリスクが減ります。一緒に確認しておきましょう。
長期化する可能性がある
まず転職活動は長期化する可能性があると理解しておきましょう。特に、視能訓練士から異業種へ転職する場合、未経験ゆえに希望の職種に内定するまでに時間がかかることもあります。
転職するからといって、転職先が決まる前に退職しないようにしましょう。
志望動機・退職理由が説明できない
「志望動機をどのように書いて良いかわからない」「正直に退職理由をいうと印象が悪くなる?」など志望動機や退職理由が説明できないのは転職者によくある悩みです。
例えば、退職理由を正直に「給料が安いのに仕事が多すぎるからです」といってしまうと面接官に悪い印象を与えてしまいます。そこで「自分の仕事に対し、きちんと評価される環境で働きたいと思ったからです」のように前職の不満ではなく、前向きな内容で説明するのが志望動機や退職理由のコツ。
しかし、「そんなの自分じゃわからないよ!」と思いませんか?
実は、志望動機・退職理由が説明できないことや長期化する可能性をカバーする転職成功のポイントがあります!
次の章では転職成功のポイントについてご紹介します。
視能訓練士からの転職のポイント
転職する時の注意点を踏まえて、視能訓練士が転職を成功させるポイントは以下の2つです。
①在職中から転職活動を始める
②転職エージェントを利用する
それぞれ詳しくみていきましょう。
在職中から転職活動を始める
注意点で触れたように、視能訓練士から転職する場合、転職活動が長期化する可能性もあります。そのため、必ず在職中から転職活動を始めましょう。
在職中から転職活動を始めれば、転職が決まった時点で職場に退職を伝えるので、引き止められても「次が決まっているので」で押し通すことができます。
また、空白期間なく働けるので、お金の心配も全くなし!ノーリスクで転職することができます。
もし転職がすぐにできなかったら、そのまま働いていればいいもんね!
転職エージェントを利用する
「働きながら転職活動なんて、そんな余裕ない」
と思うのはごもっともです。正直、毎日働いているだけで精一杯で、家に帰ってから転職活動なんてできませんよね。
実は、転職活動の失敗で1番多いのは「毎日の忙しさに負けて途中で転職活動を辞めてしまうこと」なんです。
そこで転職を成功させるポイントの2つ目は転職エージェントを利用すること。
転職エージェントは、あなたに合った求人探しや、企業への応募、面接日程の調整など手間がかかる部分を全て代わりにやってくれます。
あなたが働いてる間に転職エージェントが転職活動をしてくれる感じだね!
そう!転職エージェントを利用すれば働きながら転職活動がスムーズにできます!
転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントは他にも転職者に嬉しいサポートがいっぱい!
①転職に関する相談でができる②履歴書や職務履歴書の添削や書き方を教えてくれる③面接練習をしてくれる④内定後の給与交渉をしてくれる
上記のサポートはなんと全て無料!つまり、転職に関する相談から、入社するまであなたと二人三脚で転職活動をサポートするのが転職エージェントなんです。
履歴書の添削や面接練習があるから、志望動機や退職理由を悩む心配もなくなるね!
視能訓練士からの転職におすすめの転職エージェント
視能訓練士からの転職でおすすめの転職エージェントをご紹介します。転職成功率を上げるには、2、3社の転職エージェントに登録するのがおすすめ!ぜひ参考にしてください。
視能訓練士から転職したいと思ったらすぐに転職活動を始めよう【まとめ】
ここまで、視能訓練士から転職したいと考えている方に向けて、おすすめの転職先や転職活動のポイントなどをご紹介しました。
今の職場が全てではありません。転職を考えたその瞬間から、あなたの選択肢は無限に広がっています。
例えば、条件や環境の良いクリニックに転職して視能訓練士を続けるのも良し、全く未経験の業種にチャレンジして良し。なんなら、どちらの可能性も残しながら転職活動してもいいんです。
転職エージェントを利用すれば、自分がどうすべきか相談したり、視能訓練士と異業種のどちらも求人を集めることもできます。
注意してほしいのは、転職はすぐに決まるとは限らないこと!さらに良い求人は早い者勝ちです。転職を思い立ったこの瞬間から転職活動を始めましょう。